消費税大増税法案が閣議決定、国会に提出された30日、日本共産党は参院予算委員会で大門実紀史議員がそれぞれ質問に立ち、国民無視の暴走に強く抗議し、撤回を野田佳彦首相に迫りました。
−中小企業の声を耳に 参院予算委 大門氏、逆進性つくー
大門議員は、消費税について「中小企業は転嫁できない一方、大企業はさらに潤う『逆進性』をもっている」と述べ、経済を壊す大増税計画をやめるよう迫りました。
大門氏は、中小企業が価格に転嫁できず消費税の滞納残高が4200億円超にのぼっていると指摘。価格転嫁できない現状打開へ「どんな対策をとってきたのか」と追及しました。
枝野幸男経産相は「(独禁法、下請け法に基づく)監視、啓もう活動を進めてきた」と答弁。大門氏は「効果があったのか」とただしましたが、枝野経産相は「ルールが守られるよう対応していきたい」と述べるだけでした。
大門氏は、消費税が価格への転嫁とは関係なく粗利益の5%を税金として徴収されるため、中小企業は身銭を切らざるを得ないのに対し、大企業は2兆円近い輸出戻し税の還付を受けている(表)と指摘。日本商工会議所などさまざまな中小企業団体が「慎重」「反対」の意見を表明しているなか、増税を求めているのは経団連だけだとして、中小企業の声に耳を傾けるべきだと述べました。
野田佳彦首相は「(増税)法案を成立させる姿勢は微動だにしない」と開き直りました。大門氏はトヨタ1社で2246億円(2010年分)の還付を受けていることを示し、「中小企業が日本経済の主役というなら、こんな増税はやめるべきだ」と主張しました。

(3月31日 しんぶん赤旗) |