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○大門実紀史君 大門でございます。 先ほど四時から総理が記者会見をされて、ちょっと正確なペーパーはまだ届いてないんですけれども、要するに道路特定財源は次々年度、次の次の年度から一 般財源化されるということと、暫定税率の廃止も検討されると、これも次の次の年度に向けてというふうなことで、額賀大臣の方にもペーパー来ているかなというふうに思うんですけれども、大臣、何かコメントございますでしょうか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) 今おっしゃるように、四時の会見で総理から、道路関連法案・税制の取り扱いについてということで考え方が示されたと思っております。 一つは、地方財政や国民生活の混乱を回避するために、平成二十年度歳入法案の年度内成立を図る。二つ目は、道路関連公益法人や道路整備特別会計関連支出 の徹底的な無駄の排除を行う。三つ目は、道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止し、二十一年度から一般財源化を図るということ。四項目めは、暫定 税率分も含めた税率は、環境問題への国際的な取組、地方の道路整備の必要性、国、地方の厳しい財政状況を踏まえて検討をする。道路の中期計画は五年として 新たに策定をする。六つ目、新たな整備計画は二十年度道路予算の執行にも厳格に反映をする。二十年度予算における一般財源としての活用は、民主党から現実 的な提案があれば協議に応じる。七つ目、与野党協議会を設置し、一般財源としての使途の在り方、道路整備計画などを協議、決定をするということが内容でご ざいます。 ○大門実紀史君 いえいえ、内容を説明していただこうと思ったわけではございませんで、ポイントは、次の次の年度から一般財源化ということと暫定税率の廃止も検討というこ とが、来年度の税制改革のところに向けて検討するということが出たわけでございますけれども、ここまで出されるならば私は、もう来年度からやると、そんな に急にということをおっしゃるかも分かりませんが、総理も記者の質問に答えてそんなことおっしゃったようですけれども、やりようは幾らでもあると。ここま でもう方向を出されたら、来年度からやるということは私は可能ではないかと思うんですが、コメントいかがでしょうか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) これは、第一項目めに書いてありますように、平成二十年度の歳入法案については是非政府案で成立をさせていただきたい。しかしながら、しかしながら二十年 度の予算の執行に当たっては、一般財源としての活用は民主党の建設的な提案があれば協議に応じて、今日、今後取り入れることもできるのではないかと、そう いう考え方が示されたのではないかと思います。 ○大門実紀史君 分かりました。 じゃ、本題に入ります。 資料を配付させていただきました。日米平和・文化交流協会の問題で、またやるのかと大臣お思いかも分かりませんが、私も余りもうこういう問題やりたくな いんですけれども、ただこの前の経過と、新しい資料が出てまいりましたので、しかも公益法人の在り方、国の助成金の在り方、そして大臣御自身にも御注意を 喚起したいという点で、短い時間ですが取り上げたいと思います。 国会でもう再三取り上げて、マスコミもこの交流協会注目をして、マスコミなどは日米軍事利権のパイプ役という報道までされてきた交流協会ですけれども、 外務省の立入検査が行われました。一月二十八日ですね。そして、その簡単なペーパーを資料の一枚目にお付けをいたしました。 再三指摘してきたように、もう公益法人としての体を成さない、ずさんな実態が改めて明らかになったということと、安全保障研究所、つまり例の安保議員協 議会との会計処理も区分が不明確と、もう一体でやっているというようなことでかなり厳しい指摘がされているところで、こんなところが社団法人まだやるのか というふうなところが改めて明らかになったというふうに思います。 併せて申し上げますと、私は、額賀大臣も日米戦略会議、ワシントンでの会議に渡航されるときに国際交流基金から補助金が出ていた問題を、額賀大臣だけで はありませんですけれども、国会議員が行くときに一人百万円当たり出ていた問題を追及してまいりましたけれども、国際交流基金は改善措置をとりました。事 実上、今度の連休に行われるであろう戦略会議には補助金が出ない仕組みに、これは申請期日の関係で今年は連休の会議には議員の渡航費に対する助成金が出な い、申請締切りの関係でそういう措置をとりました。いろいろ対応はされているということでございますが、久間さんは戦略会議行くんだ、やるんだとおっ しゃっていますけれども、自費で行っていただくことになるということでございます。 そういう経過を踏まえてですけれども、この日米平和・文化交流協会と表裏一体の組織が安全保障議員協議会ということで取り上げてまいりまして、もう改めていろいろ申し上げませんが、この安全保障議員協議会というのは、会長が自民党の瓦力さん、そして今、額賀大臣は副会長のままだというふうに思いますが、 石破防衛大臣も常任理事等々、防衛関係の議員の皆さん、ほかの党も含めて入っていらっしゃるということでございます。 ちょっと確認の意味でお聞きしますが、額賀大臣はまだこの安全保障議員協議会の副会長をやっていらっしゃいますか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) 財務大臣になってからはこの役職は解いておりまして、それから今年は、毎年これは一月から十二月まで会費を払って会員になるんでありますが、去年は入っておりましたけれども、今年は入っておりません。 ○大門実紀史君 額賀大臣が元事務総長もやられて副会長もやっておられた、大臣になられる前だと思いますが、この安保議員協議会も今回の立入検査でちょっと分かったことがございます。 この通知にも書いてありますが、安全保障研究所と書いてありますけれども、これは例の秋山さんが自分でおっしゃっているとおり、一体のものだと、安保議 員協とは一体のものだと自ら外務省に対しておっしゃっているものでございますけれども、この安保議員協議会、前、額賀大臣にお尋ねしたときに、どうやって 運営しているのかと私お聞きしたら、企業からの分担金とか寄附とか会費を集めたり、また自分たちも参加費を払っていろんなイベントを運営しているというふうに言われましたけれども、そういう理解でよろしいですか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、安保協議会といいましたか、議員の集まりのメンバーであったことは事実でありますが、これは議員の懇親会とか勉強会とか戦略研究会を開くための、あ る意味ではそういう立場のものであって、講師を呼んだり勉強会をしてきたということでありまして、あと実際の日米平和・文化交流協会の運営だとか、今おっ しゃるような安全保障研究所とのかかわり合いだとか、そういうことの具体的な業務についてはよく承知しておりません。 ○大門実紀史君 ちょっと全体の輪郭を申し上げますと、資料の二枚目にお付けいたしましたが、政治資金規正法第五条の一項一号というのがございまして、書いてあるとおりな んですけれども、要するに、政治上の主義又は施策を研究する目的を有する団体で、国会議員が主宰するもの又はその主要な構成員が国会議員であるものは政治 団体とみなすということがまずあります。 安全保障協議会のホームページには、議員協議会は、日米安全保障・防衛問題に関し研究、調査し、政策立案、提言を目的として活動しているということで、これは当然政治団体の一つとみなされるということでございます。 その後なんですけれども、政治団体となった場合は、政治資金規正法第六条に書いてございますが、団体となった日から七日以内に文書で届出しなければいけないということも法律で決められております。 恐らく額賀大臣にお伺いしても分からないと思いますが、私、届出されているかどうか聞きたかったんですが、多分御存じないというふうに思いまして、こち らで調べましたら、総務省、東京都ともこの安全保障議員協議会の届出はございません。無届けでやっているということがまず一つです。ただ、無届けでやって いる場合は、だからといって何か罰則を受けるというふうになっておりません、政治活動の自由がありますので。 問題は、そこが資金のやり取り、お金のやり取りをした場合でございまして、それが政治資金規正法第八条に書いていますが、寄附、これは広い意味です。そういう会費を集めるという意味も含まれます。寄附又は支出の禁止ということで、届出をした後でなければ、そういう寄附を受けたり、会費を集めたり、支出す ることができないということで、違反した場合は、二十三条で五年間の禁錮又は百万円以下の罰金というふうになっているわけでございます。 つまり、届出をしてなくって、先ほど言いました日米平和・文化交流協会とのお金のやり取りもありますし、会費とか企業からの分担金もお集めになっており ますし、資料の後に二枚付けておきましたけれども、日米平和・文化交流協会への支出もございます。したがって、会計上の支出があるわけでございまして、届 出しないで会計上の行為をやっている、寄附を受けて支出をやるということになると、これは政治資金規正法違反ということになるわけでございます。 この辺の認識は、事務総長をやっていらっしゃったときから含めていかがでしょうか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) 私の認識としては、そういうものが政治団体として届出を出しているとか出していないとかということにも知らなかったし、今聞かされて分かったわけでありま すが、私どもの認識としては、政治活動を目的とした団体ではなくて、これは議員交流を図ったり、それから日米戦略会議が、これは与野党の国会議員、それか ら学識経験者が相集って、日米の安保条約だとかアジアの安全保障とか、そういうことについてのお互いの意見交換をしたりすることに対して勉強会を開いた り、講師を呼んで討論をしたりする、そういう集まりであるという認識でありましたので、政治活動を目的にしたものであるという認識は持っておりません。 ○大門実紀史君 先ほど御紹介した政治資金規正法五条の第一項を読んでいただくと分かるんですが、政治活動というのは研究活動も含まれるわけですね、こういう安全保障も。したがって、政治活動に該当するということで、そういうことです。 私は、大臣がこういう政治資金規正法違反の団体の副会長をこの前までやっていらっしゃったというのは大変なことだと思いますので、是非自己点検をしてほ しいという意味で申し上げているわけでございます。具体的には、検察あるいは警察が告発を受けて動くという形になりますので、今の状態だと違法状態だとい うことを御指摘をしているわけでございます。 そういう検察が入る前に、告発される前に、中できちっと是正をされたらどうかと思いますが、そういうアドバイスをされたらどうかと思うんですが、いかがですか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) 今私は役職はないし、それからその会は今年から入っていないわけであります。 ○大門実紀史君 秋山さんとは御懇意ということですので、そういう御注意を喚起するという意味で受け止めていただければというふうに思います。 まだほかに取り上げたいことがありますが、今日はこれぐらいにして、これで終わりたいと思います。 ありがとうございました。 |
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