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<議事録>(未定稿) ○委員長(藤川政人君) 次に、大門実紀史君の質疑を行います。大門実紀史君。 ○大門実紀史君 お疲れさまでございます。 ○国務大臣(片山さつき君) 私は草の根全国区を自負しておりますので、いつもどこかを歩いておりますので、現場の景気がいいこと、現場の皆さんの明るい顔を見るのが生きがいでございますし、特にいろんな産業の応援をさせていただいておりますので、それらの国内産業がしっかり成り立つことが非常に大事だと思っております。 ○大門実紀史君 そういうことであれば、こんなときにアメリカに八十七兆も融資するんじゃなくて、そんなお金があれば、先ほどありました中小企業のセーフティーネット融資に回すとか、あるいは国内の老朽化した地方の公共インフラ、あるいは国内産業の基盤整備にこそ投資すべき、そういうときじゃないでしょうか。 ○国務大臣(片山さつき君) 高市内閣の責任ある積極財政の肝は、強い経済をつくる危機管理投資と成長投資ですから、まさに委員おっしゃったように、国土強靱化も含めた危機管理投資ですね。成長は、AIから半導体からたくさんありますが、国内、特に産業クラスターが日本中にできて、そこで潤っていくと、成長していくということでございますが、私が伺っている限り、今回のこの八十七兆円スキームというのは日米戦略的投資イニシアチブでございまして、高市内閣が進めるその十七の戦略分野とはまた別の意味で、いわゆる日米関税合意の一環でもあり、国内投資に代えて行うのではなくて、日米両国の相互利益の促進、経済安全保障の確保、そして、ひいては経済成長の促進等の観点からも実施するものでございまして、サプライチェーンができれば当然日本側で誘発的な投資もあるでしょうし、世界最大の経済圏である米国市場において、AIのインフラなどに入っていくことで技術の移転もありましょうし、日本企業の参画機会が増えるということは非常にプラスでございますから、日本企業の競争力強化や将来の成長につながると、相互利益があるということを確信しているものでございます。 ○大門実紀史君 個別案件は次回取り上げますが、そうもなっておりません。 ○国務大臣(赤澤亮正君) 昨年九月に取り交わされた了解覚書ですね、これ、内閣官房がアップ、ネットにしておりますが、これにおいては、米国大統領が最終的に決定する前に、米国の投資委員会が大統領に対して投資先の推薦を行うと、大統領はその中から選ぶということになっています。その投資委員会は、その推薦に先立ち、日米双方から構成される協議委員会で協議することとされており、その場で我が国の戦略的考え方や法的な制約が考慮されるものということです。 ○大門実紀史君 巨額の融資でございますので心配しているわけですが、この融資が焦げ付かないという保証はどこで担保されていますか。 ○国務大臣(赤澤亮正君) まず、これ、両国の合意に基づくものでありまして、一つには、冒頭申し上げておきたいのは、私とラトニック商務長官がこれ話し合ってつくっているもので、実際、本当に、協議のたびに、これはもう事務方もみんな聞いていることですが、このスキームに基づいて日米両国の企業が決して損をすることのないようにやっていこうという観点で事業も選んでいるつもりでありますし、お互いの合い言葉になっております。 ○大門実紀史君 赤澤大臣がいろいろ御努力をされているのは承知の上なんですけれども、問題は、この案件の日本側の独自の審査や意思決定が担保されているかどうかということだと思うんです。 ○国務大臣(赤澤亮正君) これ、各国それぞれの事情が異なる中で、米国との間で投資や関税、非関税障壁等様々な議論を行う中で合意に至っており、その逐一を評価することは差し控えたいところでありますが、ベッセント財務長官が公におっしゃっていることからすれば、日本の提案した投資イニシアチブが後のEUや韓国との合意のひな形になったと言われているものであります。 ○大門実紀史君 資料お配りいたしました。韓国の政府の資料をこちらで翻訳したものを図にしたものです。 ○国務大臣(赤澤亮正君) 先ほど御説明したとおり、日本においてはMOUでですね、投資委員会です、これは米国側だけでつくり、そしてもう一つの協議委員会というものでは、これ日米が共同して議論を尽くすということになっているところでございます。 ○大門実紀史君 ですから、日本にはこの事業、この図の下の方ですね、韓国政府独自で意思決定する、この仕組みはないですよね。いきなり日米の協議委員会ですよね。 ○国務大臣(赤澤亮正君) ちょっと御指摘の、おっしゃりたいことが必ずしもよく分からないんですが、少なくとも、申し上げておけば、韓国が、韓国側だけで決めたものが結論として採択されるというようなものにはなっておりませんので、質的において、我が国のMOUと比べて何かしら韓国の方がイニシアチブを取っているというようなことは、全く指摘としては私は当たらないように思います。 ○大門実紀史君 いや、この図で明らかだというふうに思うんですね。 ○国務大臣(赤澤亮正君) まず、先ほど申し上げたように、国会に報告をする前にとにかく法律を作らなきゃいけないとか、韓国は、これプロジェクトを組成する前に本当に国会まで持ち帰って法律まで作らなきゃいけないというような状態で合意をしようとしていますから、まあちょっと、他国のあれについて何か慌てたとか言うの申し訳ないですけど、我が方は本当に現行の法令の下でできるものを、しかも為替に与える影響とかももう検討し尽くして問題がないものを作っておりますので、もう、そういう意味では、これから法律も作りましょうとかそういうものとは、まあちょっと言い方が、本当にこれ、他国のものと比べて、まあ尊敬する大門先生の御質問ですから答えづらいですけど、ちょっと熟度が違うと。こちらの方は本当に検討をし尽くして作っておりますので、何かしら、国会に報告せずにというのは、正確に申し上げれば、JBICとNEXIが法律に基づいて通常やっている業務の延長線上でできるものに落とし込んでスキームをつくっておりますので、それについては、JBIC法やNEXI法で求められる国会の関与以外に必ずしも必要はないという考え方を取っております。 ○大門実紀史君 まあ、赤澤大臣は頑張り屋さんで人柄もいいということを高校の同級生の小池議員から聞いておりますので、トランプ相手によく頑張られたというの分かっているんですよ。ただ、国会ですから、国民のお金使うわけですから、ちゃんとしたチェック、質問は、チェックするのが国会の役割で、特に野党の役割だと思って質問しているわけでございます。 |
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