≪議事録≫
○大門実紀史君 大門です。
今日は法案の審議をと思っていたんですけれども、に集中しようと思ったんですけれども、昨夜のNHKニュース、そして続いての「クローズアップ現代」で両方、地検特捜部の情報あるいは関係する、大変信憑性の高い番組でありました、ニュースでありました。特に「クローズアップ現代」の方は、近畿財務局で自ら命を絶たれた、Aさんとしておきますけれども、Aさんの話が詳しく新しい事実も含めて報道されました。
この前もこの委員会で申し上げたことありますけれども、Aさんというのは、近畿財務局の金融課におられたときに、この委員会で私が取り上げてきた損保代理店の、地域の中小代理店の問題あるいは損保労働者の問題に真摯に対応して、現場の気持ちが分かる人ということで、大変たくさんの人が死を悼んでいるという方でございます。
その私とも関係のあるといいますか、同じことを取り組んできたAさんのことでありますので、新たな事実が出ておりますので、どうしても聞いておきたいというふうに思います。
麻生大臣は、昨日の「クローズアップ現代」御覧になったかどうか分かりませんけれど、改めて、自ら命をこの問題に関わって絶たれたAさんについてどういうふうに思われているか、改めてちょっとお聞きしたいというふうに思います。
○国務大臣(麻生太郎君) まず最初に、近畿財務局の職員がこれは亡くなっておられるということに関しては、これは悲しいというか痛ましい話なんであって、大変残念なことだと思っております。
今お話しですけれども、その「クローズアップ現代」見ておりませんので、報道があったということしか知りませんので、中身のことを知らない上に、今御遺族のことのそれはプライバシーにも関わる話のように伺いましたので、ちょっとこれ以上コメントすることは差し控えさせていただきたいと存じます。
○大門実紀史君 麻生大臣も損保代理店のことでは一生懸命、きちんとやれと現場に指示されてこられましたので、本当にこういう質問するのは残念なんですけれども、プライバシーを超えた、超えた部分のことで、全体に関わる問題で昨日は報道されておりましたので、ちょっと御覧になっていない方もいらっしゃると思いますので、簡潔に触れながら質問もしていきたいと思います。
佐川さんの答弁と改ざんとの関係なんですけれども、改ざんの目的は、太田理財局長が繰り返しおっしゃってきたように、答弁との整合性を取るためというのが中心だということで、ところが昨日の「クローズアップ現代」は、いろいろ非常に佐川答弁九百四回を全部分析をして、その結果を報道しておりましたけれども、佐川答弁のうち土地売却の経過はおおむね改ざん前の文書に沿ったものだと。
違いがあるのは、改ざん前の文書と佐川さんの答弁が違いがあるのが、一つは土地の貸付料が、提示していないということを佐川さんが答弁していたけれども、その改ざん前の文書には概算を伝えていたという記載があると。これ、佐川さんの答弁と改ざん前の違うところですね。
もう一つは、政治家の関与、昭恵夫人の関与のところでありまして、佐川さんの答弁では政治家等の記録がないと、記録がないとおっしゃったんですけれども、改ざん前文書には、もう御存じのとおり、平沼秘書が云々とか出てくると。昭恵夫人のことも、佐川答弁は、ホームページで見た人間はいるかもしれないけれど確認はしておりませんというのが佐川さんの答弁でありましたけれど、改ざん前の文書には、昭恵夫人が森友、あそこの学園で講演、視察していると記載があるわけですね。
こういうことも含めて、佐川さんの答弁九百四回のうち改ざん前の文書と食い違うのは、あるいはごまかしているといいますかね、ぼやかしているのは四十四か所だと、うち今申し上げた政治家絡み、昭恵さん絡みが四十一か所だというふうに報じておりました。これは既に私たちも指摘してきたことではあるんですけれど、ここまで数字的に分析して質問にしたことはないんですけれども。
これは太田さん、太田理財局長に聞きたいんですけど、やっぱり佐川さんの答弁とこの改ざん文書との関係は何をごまかそうとしたかというと、やはり政治家、昭恵夫人等々の関与を意識的に隠すことであったということは、もうこの統計といいますか、NHKが調べた統計からも明らかではないかと思うんですけれど、いかがですか。
○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
私は一応拝見をしておりましたので、その上でということですが、確かに今委員御紹介あったような分析をNHKがされておられたのは拝見をいたしました。もちろんNHKなりの何というか基準をもってそういう回数をカウントされたというふうには思っていますが、私なりに拝見した限りだと、要するに、何をもって佐川前局長の答弁とそれが矛盾しているかというところの基準がどういうふうに作られているのかなと思っていまして、その政治家の関係のところの部分でいえば、証人喚問のときに佐川前局長もお話をされていたと思いますが、基本的には政治家の関与はないというのは、政治家からの不当な働きかけはないということと政治家を含めて一般的な問合せはあるというふうに自分は答えていたつもりだというふうに証人喚問のときにお答えになっていたと思っていまして、それが真実だという基準で照らすと、逆に言えば、削除するというところとの矛盾のところをどう捉えるかというと、その回数とは違う捉え方があるんではないか。恐らくNHKの基準は、政治家の関与はないと、要するに政治家とは一切関係ないという基準だと、政治家の方のところを削っているのはそれがやっぱり矛盾しているので、そこはそういうカウントをされておられるんではないかなと思って拝見したということ。
いずれにせよ、どういうふうに基準を取るかによって、何回、あるいはそのうち何回というのは取りようがいろいろあるんではないか、私なりにはもっと厳しくたくさんあるというような御指摘をいろんな意味ではいただいているように、御答弁を申し上げているとそういうふうに思いながら答弁をさせていただいているということでございます。
○大門実紀史君 NHKはそうじゃないんですよね。佐川さんが政治家等の記録がないと言ったけど改ざん前文書にあると、非常に明確な物差しで、意図的に、意図的にそういうことを増やそうじゃなくて、明らかにそういうことを言えるところだけで、さっき言った、ホームページなどで見た人はいるかも分からないけど確認しておりませんという、まあ非常にちょっと何かえんきょく的な答弁をされているわけですよね。そうじゃなくて、改ざん文書にちゃんと講演した、視察をしたということがあるではないかというような基準でやっていますので、そういう曖昧なことではないというので改めてちょっとそこはきちっと認識してもらいたいなと思います。
もう一つは、これも私この委員会で申し上げたことあると思うんですけど、そもそもなぜ近畿財務局がああいうことをあの文書に残したかというと、あの文書を残して本省の決裁を求めるというよりも、異例の取引であると、そういう記録を残しておきたかったと、本来自分たちの責任ではないんだというあかしを残しておきたかったんだと。これは、実は昨日の「クローズアップ現代」でもこれは取材を基に記者が言っていましたけど、私たちとこれ、私、前これ同じこと言ったことあると思いますけれど、同じ指摘じゃないかなということが出てきたんではないかと思います。なぜあの文書を残したかという意味ですよね。これは近畿財務局の矜持として、やっぱり異例なことをやらされて、これをやっぱり残しておかないと後々自分たちの責任にされるんじゃないかと、されるんじゃないかということがあったんではないかと、これもやっぱり重く受け止めておいてほしいなと思うんです。
それで、問題はAさんの話なんですけれど、Aさんが自宅に残した遺書ではなくてメモ、これもかなり信憑性のあるもので、私たちも赤旗の取材含めてやっているところでございますけれども、まず、Aさんは五十四歳で、上席の国有財産管理官で、当初は森友担当ではなかったわけですね、これは私たちも知っております。当時、国有地の売却交渉をしたのは池田さんという前の国有財産統括官なんですね。その部下だったのが亡くなったAさんで、Aさんは上席国有財産管理官務めておられたわけですね。その後、池田さんを含めて異動になって、亡くなられたAさんが後から森友担当になったということでございます。昨年二月に国会で森友問題が焦点になって、本省から改ざんの指示がされるというようなことがあった、そのときにいたのがこの亡くなられたAさんですね。
そのAさんのメモに、本省の理財局の人間からメールで頻繁に書換えを指示されたというメモが、これはもう地検が入っておりますので非常に信憑性があると思うんですけれども、本省の理財局の人間から近畿財務局Aさんにメールで頻繁に書換えを指示されたと。これはもう一か月も調査されておりますから、このメールの存在はもう確認されていると思います、ここで言えるかどうかは別として。確認はされていますね。
○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
まず、今委員がAさんとおっしゃっておられた方のことは、先ほど大臣がお話があったとおり、我々としても大変残念で、大変、何と申しますか、もうお悔やみを申し上げるという言葉では尽きない、いや、それじゃ足りないという状況だというふうには思っております。その上で、遺書あるいはメモというお話は、それは本当に我々として中身そのものは承知をしておりませんので、その上で今の委員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。
委員の御質問は、要すれば、この件は本省理財局が主導してというか中心となってやったということであり、あとはメールを確認をしているかということでございました。
これは当初から申し上げておりますとおり、三月十二日に御報告、から申し上げておりますとおり、本省、財務省本省理財局においてということは、一つには、近畿財務局は物理的にはそれは作業をさせておったということはあるんですが、基本的に主導してやったのは、それは本省理財局の責任であるということは明確に申し上げているつもりで、それは今でも変わっておりません。
その上で、今まさに調査をやっておりますので、今メールとおっしゃいましたけれども、メールあるいは電話、いろんな方法があると思いますが、いずれにせよ、本省理財局が主導して、より具体的にはどういうふうに主導してやったかということを今調べている最中というふうに御理解をいただきたいというふうに思います。
○大門実紀史君 もうそう言って一か月たつんですよね。これ、核心部分ですよね。核心部分ですよね。理財局が指示した、核心部分ですよね。そのメールもまだ発見できないんですか。
○政府参考人(太田充君) メールがあればそれでということではなくて、電話みたいなことも当然多いと思いますので、それも含めて、誰が、おっしゃるとおり、委員がおっしゃる核心部分だと思っております。そういう意味で、誰がどういうふうにして、いつそういうことが行われたかというのを調べている。それをきちんと調べて、それがきちんとできればちゃんと報告できるというふうに思っているという次第でございます。
○大門実紀史君 あれですかね、もう、調べています、調べていますがずうっと続いているんですけれど、大阪地検の特捜の捜査終わってから出す気ですか、全ては。その前に報告する気は、分かっていることも含めて、報告はしないという方針ですか。
○政府参考人(太田充君) それは今官房長を中心にしてやっておりますので、私がどこまで答えられるかというのはあるんですが、今委員がおっしゃられたとおり、とおりというか、今おっしゃられたように、もちろん捜査というのはあります。それで、誰がどういう責任を持ってという部分は、本委員会でも御答弁申し上げたことがあると思いますが、要すれば、最後になれば誰も自分が一番責任を持ってとはそれは言いたがらないものなので、そういう中でという中で、でも、それはきちんと解明せないかぬというのはもちろん分かっております。そういう中でございますので、いろんな意味で、いろんな証拠をつかまえるとか、あるいはいろんな意味でくっつけるとか、そういうのは、それは、本当に正直に申し上げて、我々よりもずっと上の能力を持っていらっしゃることも事実なので、そこのところはある。
ただ、委員のおっしゃるように、それがないと絶対できないと申し上げているつもりはないんですが、そこの部分が非常に力が大きいのも事実なので、そういう中で、我々なりには苦慮しているというか苦労しているというのが実情でございます。
○大門実紀史君 今、その、ずっと上とおっしゃったのは、どこのことを言っているんですか。ずっと上の、要するに自分たちだけで判断できないみたいな言い方されたけど、ずっと上ってどこのことを言っているんですか。報告できない、どういう意味ですか、それ。
○政府参考人(太田充君) 今ほど申し上げましたように、誰がどういう役割をして、どういう責任を果たしてというところを認定するといいますか、それを暴き出すといいますか、そういう能力において、我々よりも地検の方がずっと上だということを申し上げたつもりでございます。
○大門実紀史君 じゃ、何のために調査やっているんですか。国会からいろんな質問ありましたよね。全部調べています、調べています、報告しますと。私たちは能力ないという言い方したら、それはどういう意味なんですか、これ。答える気ないんですか。
要するに、僕が申し上げたように、地検の捜査終わるまで答えないということですか。麻生大臣、そういう方針で今財務省取り組んでいるんですか。
○国務大臣(麻生太郎君) これは、大門先生、度々御答弁を申し上げておりますけれども、これは、私どもは今地検の捜査を受けている被疑者の立場でもありますので、私どもとして、例えば、この紙があるはずだから、いつ下さいとかいうことは言える立場にありませんので、したがって、私どもとしてはある程度限られたものになる。
また、我々が調べていったときに、いや、そういうのは誘導尋問になって、つじつま合わせをするからそういったことはしないでくれとか、いろんな話がありましたので、私どもとしてはなかなか難しいという現状を申し上げているのが一つであって、上のというのは、今言われたように、大阪地検というこの種のことを調べるのにプロの人たちという意味で申し上げたんだと思っております。
○大門実紀史君 私が申し上げているのは、財務省の理財局、もう特定されているわけですよね、理財局ですよね。理財局が近畿財務局の担当者に頻繁に書換えを指示したと。こういうことが心労になって休職して、そして、この改ざん問題がこういうことになって、自ら命を絶たれたわけですよね。だから、軽いことじゃないんですよ、本当に。それに対して、ここまで御本人がメモを残している。
私は、このAさんのためにも、きちっと真相を解明するのが財務省の役割であり、国会の役割だと本会議で申し上げましたけれど、だと思っているんですね。なぜこのことは地検の力を借りないと分からないんですか。今の話だと、地検の力を借りないと分からないと、太田さんはそういう言い方もされたけど、調べれば分かることだと思うんですけれど、ここまで一か月たって、何も一切、中間報告もしないし何も答えないというのは、要するに、待っていても答えは出ないのかと、大阪地検の特捜の捜査終わるまで。それならそれではっきりしてほしいんですよね。どういうことなんですか、調べます、調べますが続いているのは。
○政府参考人(太田充君) お答えを申し上げます。
今委員がおっしゃる中で、Aさんのためにもちゃんと真相を解明せよと言われるのは、我々も全く同じ気持ちです。それは全く変わりません。
その上で、行き着いていないということを申し上げているわけですが、それで、中間報告云々という話は官房長が再三御答弁を申し上げていると思いますけれども、要するに途中段階でということですと、それは要するに、最終的に結論がこうだと行き着くまでに御報告申し上げれば、また途中からある意味で混乱が生じてしまって、きちんと最終までたどり着かないんじゃないかという心配をしているからで、時間が掛かっていると、遅いという御指摘は重々分かっていますけれども、分かっていますが、だからといって、できるだけ早くやりたいと思っていますけど、きちんと結論が出せないとそれはきちんと御報告できない。
それで、やや間違った中途半端な御報告をすれば、それによって、例えば責任が七〇ある人が九〇あるという責任だというふうに報告をしてしまって、それがまた、その九〇だと二〇間違った人について個人的にある意味で攻撃をしちゃうようなことにもなりかねないので、それも含めて慎重にやらせていただいているというところは御理解をいただきたいと思います。できるだけ早くという気持ちは当然持っております。
○大門実紀史君 どうもかみ合わないんですけど。
申し上げていることは、例えばこういうふうに言われたらまだ分かるんですよ。いろんな委員が質問して、調べてくれと。調べました、分かりました、その結果、誰が出したと分かりましたと。ただ、それは、本人が刑事訴追受ける可能性あるから名前とか日にちとかはお答えできませんならまだ分かるんですよ。調べます、報告します、調べます、報告しますとずうっと続けているから申し上げているのでね。答えられない理由、まあちょっと麻生大臣はそういうこともあるみたいにおっしゃいまして、それならそれでまだなぜ答えられないか分かるんだけれども。この何か、委員会をばかにしたように、国会審議をばかにしたように、調べます、一生懸命やります、調べてやります、一向に報告しないというのは、ちょっともういいかげんにしないと大変なことになりますよ、これは本当に。こんなので審議できるかという話になりますよ、本当に。私たち、こうやって法案審議に応じてやっているわけですよね、だから真摯に対応してもらわないと困るというふうに思うんです。
それで、実は、昨日の「クローズアップ現代」で、その自宅に残されたメモ、これはAさんの思いですから、私はこの本当にAさんが無念で、無念の思いで亡くなられたからこれを取り上げているので、何も、何か面白がって取り上げているわけでも何でもないですから、きちっと対応してほしいんですけれど、その残されたメモは三つあります、主にですね。
上から、経過が詳し過ぎる、書き直せと指示されたと、さっきの話ですね、財務省から指示があったと。このままでは自分一人の責任にされてしまうと。冷たいという言葉、これは知りませんでしたけど、昨日出てきました、残されたそうです。あと、これは前から言われていましたが、佐川さんほか財務省幹部の名前もメモにあったと。で、もう一つは、これは昨日明確に言われたのであれだと思ったんですけど、麻生大臣の答弁に疑問を呈する言葉も残されていたと。
それは、記者によると、具体的に何なのかというと、今年の二月、新たな内部文書が確認されたと財務省が国会に、あれは参議院の予算委員会でしたね、した際、そのときの大臣の、国会質疑の中の大臣の答弁について、あの麻生大臣の答弁には疑問だということをこのAさんがメモで残されたということであります。
このときは何かというと、今申し上げたように、二月の九日ですね、今年の、財務省がそれまで内部文書五件ですかね、公表したのに、新たに二十件の文書を公表されたんですね。これは参議院予算委員会の理事懇談会ですね、理事懇にですね、そのときのことだと。そのときに、そのときのことを恐らくテレビ質問か何か御覧になっていて、Aさんがあの大臣の答弁はおかしいと思われたということをメモに残されたということなんですね。
実は、そのときの答弁、何があったのかをずっと精査してみたんですけれど、もちろん細かい話はいろいろあるんですが、核心はこれじゃないかなと思うのが一つありました。
これは、二月十四日の衆議院の予算委員会で枝野さんが質問をしております。要するに、佐川さんの答弁が、文書がないないと、破棄していたと答弁が繰り返されてきたわけですけれども、そもそもこうした行政文書についての管理責任者は誰だったんでしょうというふうに枝野さんが聞かれて、麻生大臣が、森友学園に対します国有地の貸付け、売却に係る決裁文書の文書管理責任者は、近畿財務局の統括国有財産管理官でありますと明確に端的に答えておられるんですね。この近畿財務局の統括国有財産管理官というのは、先ほど申し上げましたAさんの直接の上司であります、当時、池田さんですよね。
で、枝野さんがまた聞かれております。ということは、その管理官、池田さんが、記録は残っていないという報告を、池田さんが佐川さんにそういう報告をしたという理解でいいんでしょうかということが枝野さん聞かれて、麻生大臣が、その、まあ財務官と言っていますけど、これ池田さん、管理官のことですね、その財務官の報告に基づいて佐川が答弁したというように御理解いただければと思いますと、これも明確に答えておられるんですね。
で、枝野さんが、そうすると、その処分をした、廃棄をしたと佐川さんが言った、もう記録が残っていないと、廃棄したんだと、その廃棄をした責任者はその近畿財務局の担当官、すなわち池田統括国有財産管理官という理解でいいですねというふうに念を押されて、麻生大臣は、直接それには同じように答えないで、とにかく法律違反ではありませんということをお答えになっているんですね。
つまり、これは今年です、今年の答弁ですね。しかも、端的に明確に答えておられます。この答弁は、当然、太田局長も共有していた答弁でよろしいですね。麻生大臣が一人でお答えになるとは思えないんですね、ここまで詳しい話を。
○政府参考人(太田充君) 当然、大臣の御答弁ですから、私どもが作ってということでありますが、このときに枝野委員の御質問のときには、余り通告をきちんと教えてもいただけませんでしたし、それから政府参考人も出席は認められないという状況でございましたので、それで、やや事務的なことを大臣にお尋ねだったので、ルールとしてはこういうことであるというふうに大臣がお答えになられたというふうに私としては承知をしております。
○大門実紀史君 そうか、太田さんに答えるなという感じだったんですね。大臣に、大臣にということだったわけですね。
だからこそ、その答弁書に基づいて麻生大臣はお答えになったと思うんですけれど、そうすると、これは佐川さんの話じゃないですよ、太田さんの話ですよ。太田さんは、この答弁書を作る上で、佐川さんに対して池田前管理官が、処分した、残っていないという報告を池田さんが佐川さんにしたと、それに基づいて佐川さんは答弁したことになっているわけだから、まず、今年聞かれたわけだから、その時点で池田管理官に、元管理官ですね、今異動していますけど、に、佐川さんに対して処分した、残っていないんだということを報告したということを今年の時点で確認されてその答弁書を作られたんですか。
○政府参考人(太田充君) ちょっと確認をさせていただかないときちんと答弁できないと思っているんですが、今後ろにいる基本的に答弁を作成してくれている職員に聞くと、そのときにそういう通告はなかったので、そういう意味での答弁は作っていないというふうに言っております。
少なくとも、この時点において、仮にそういう状況、あるいはそうでなくても、改めてもう一回確認するというときには、相当明確にそういうことを聞くということでない限り、前のポスト、もう異動している人間に確認するときには、要するにそのときの事実関係を明確に調べて答えないといけないとき以外はなかなかそういうことはしませんので、いずれにせよ、突然のお話ですので、そのときの通告が何であり、作った答弁書が何であるかを調べた上でないと答弁できません。
そこはきちんとお答えできなくて、また後で御訂正を申し上げないといけないようなことが起きそうな気がしますので、そこはお許しを頂戴いたしたいと思いますし、大臣にも、そういう状況であれば、そういう何というか基本的なルールの世界でしかお答えはいただけない状況だったのではないかというふうに思っております。
確認をさせてください。済みません。
○大門実紀史君 いろいろ言われますけど、じゃ、何に基づいてこの答弁書を大臣に出したのかということなんです。何に基づいて。
○国務大臣(麻生太郎君) 答弁書、正直、そのとき紙はもらったかどうかちょっと記憶がありませんけれども、基本的にこの種の話に関しましては、最終責任者は誰かといったらルールではこうなっておりますという話を耳にささやかれて答えたという、そんな記憶ですけどね。
○大門実紀史君 いや、それは分かっているんですよ。その答弁書を作るに当たって、太田さんですよね、今年二月ですからね。太田さんが何に確認して、つまり何が言いたいかというと、この自ら命を絶たれたAさんは、このテレビを見ていておかしいと。自分の隣にいた池田さんが処分をしたと、処分しましたと佐川さんに報告して。やるわけないと。それを疑問を呈されてメモに残されたんですよね。だから、池田さんが処分した、勝手に破棄したということが事実というならば、ちゃんと確認して、今年の二月なんだから、そういう答弁書を作るべきなんですね。確認をしなかったらまたしなかったで、何を根拠にこの答弁書を作ったのかということになるわけです。
昨日の夜のあれで、先ほど私、これ始まる前に、大体のことを何にも通告しないとまずいと思って申し上げたぐらいですから、精査してもらっていいんですけれど、これ大事なことなので、太田さんに関わることなので、きちっと調べてほしいと思います。
もう、ちょっと法案の審議するような時間がなくなりましたけど、先ほど──あっ、いいですか、もう一遍、きちっと調べてやってもらえますか。
○委員長(長谷川岳君) 確認で。太田理財局長。
○政府参考人(太田充君) 取りあえず、一番手前のところで確認できましたので御答弁を申し上げます。
通告があったのは、文書管理責任者は誰かということの通告はありました。ですけれども、その処分というか、その具体的なこういう実際のお問合せの問いの状況ではなくて、文書管理責任者は誰かということの通告なので、文書管理責任者はそれは課長級の者、ここでいけば第一統括国有財産管理官という、そういう答弁書を作っておったということでございます。
○大門実紀史君 そうすると、麻生大臣が勝手にお答えになったんですか、それを。そうなりますよ。──いやいや、ちょっと済みません、説明しますね。同じことを言われても困りますからね、時間ないから。
枝野さんは明確に、その前の、担当者が誰々だと麻生さんが答えられて、池田さんだと。その後に、じゃ記録は残っていないという報告を佐川さんにしたのはその池田さんだということでいいんですかと言ったら、麻生大臣はそのように理解してもらって結構ですということをおっしゃっているんですね。で、今となっては違う可能性があるわけですよね。ですよね。何を根拠に言われたのかということなんですね、麻生大臣が御自分の判断としても。
で、今となってはその記録とか、勝手に近畿財務局がやったという話じゃなくなっているわけだから、なくなっているわけだから、本省の指示でいろいろやらされたということがあったからAさんはメモに残して命を絶たれた……
○委員長(長谷川岳君) 大門君、時間を過ぎておりますので、おまとめください。
○大門実紀史君 はい。
それは調べて、もう一遍返事ください。
それともう一つ、川合さんが取り上げられたやつですけど、トラック何台分のやつですけど、先ほど、ちょっと気になるんだけど、すぐ調べますとさっきおっしゃって、川合議員の質問のときに、これは本当にすぐ、これ、これも非常に根幹に関わりますので、後々じゃなくて、これをすぐ次回答えてくださいね。
十二日の集中審議、この委員会でやる予定になっていますから、それまでには今まで答えられなかったやつを全部答えてもらいたいということを求めて、質問を終わります。