2018年3月29日(木)記事
所得税法改定案成立
富裕層の課税強化を
大門氏が討論
所得税法等改定案が28日の参院本会議で自民、公明などの賛成多数で可決され成立しました。採決に先立ち日本共産党の大門実紀史議員が反対討論を行いました。
大門氏は、今回の法改定には、賃金引き上げ促進を口実にさらなる大企業減税が盛り込まれていると指摘。すでに400兆円超の内部留保をため込んでいる大企業に賃上げ支援措置は必要ないとして「本気で賃金引き上げを言うなら、まず裁量労働制や『残業代ゼロ法案』を含む労働法制の大改悪をやめるべきだ」と強調しました。
大門氏は、給与所得控除の見直しによる「サラリーマン増税」も問題だと指摘し「所得の再分配と言うなら、富裕層優遇の証券税制を見直し、欧米並みに課税を強化すべきだ」と主張しました。
大門氏は、アベノミクスの中心である「異次元の金融緩和」の2%の物価上昇目標が5年たっても達成できず「副作用ばかりまき散らしている」と批判。
貧富の格差が急速に拡大し、格差是正が喫緊の課題になっているとして「もうかっている大企業や富裕層からもっと税金を取り、その分国民生活を支援する予算を充実すべきだ」と強調しました。
大門氏は、安倍政権が日銀の黒田東彦総裁を続投させて異常な金融緩和を続けようとしていると指摘。「まさに亡国の経済政策だ。安倍政治を終わらせるしかない。国民、市民と野党の共同をさらに広げることを呼びかけていく」と表明しました。
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