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○大門実紀史君 大門でございます。 破綻報告については今日は特に質問ございません。ただ、足銀問題は私も破綻の前から取り上げてまいりましたので、今も御意見あったように、地元の経済がうまくいくように頑張っていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。 一般質疑ということも今日はありますので、税金の使い道にかかわるほかの問題を質問したいと思います。 お手元に資料を配付いたしました。 今、防衛関連企業と政官癒着の問題が焦点になっております。これに公益法人、社団法人が絡んでいるという問題について今日は質問したいと思います。 ![]() 資料の一枚目に全体像を図解しましたので、先に全体の話をしたいと思いますが、外務省所管の独立行政法人国際交流基金から、社団法人、公益法人である日 米平和・文化交流協会に助成金が出されております。この日米平和・文化交流協会というのは、国会議員あるいは防衛関連企業の役員、山田洋行の社長も入って いますが、などがメンバーで構成されております。会長は瓦衆議院議員でございまして、額賀大臣も八月まで理事をされていたというふうな報告を受けておりま す。 この常勤理事が秋山直紀さんという方ですが、現在、防衛産業の疑惑がマスコミでも取り上げられる中で、この秋山さんがキーマンではないかと言われている 渦中の人でございます。昨日も電話で御本人とお話をいたしましたけれども、大変高圧的な方で、公益法人の常勤者という自覚がほとんど感じられない方でござ いました。 もう一つの安全保障議員協議会というのは、これは国会議員を中心とした任意組織でございます。どういうわけか、会長も同じ、事務局長も同じということでございます。 しかも、この二つの団体は、この国会の裏にあります、有名なあのマンションでございますけれども、パレロワイヤルにそれぞれ事務所を置いております。た だし、この日米平和・文化交流協会、今は九〇一号ですが、去年の六月まではこの議員協議会と同じ一一〇四号にありました。これは登記上確認をいたしまし た。 しかも、この二つの組織は、ここで働いていた女性が賃金不払で裁判を起こしまして、東京高裁で判決が出ておりますが、その中で、この日米平和・文化交流 協会の方には専従職員がいなかったと、この協議会と一体で運営されていた、仕事をしていたということが裁判所の主文に書かれております。 もう一つ不可解なのは、アメリカの企業であります、まあ外交防衛の情報収集とかコンサルタントと言っていますが、実際何をやっているか分かりませんが、 アメリカのアドバック社の東京事務所が全く同じ部屋の一一〇四号にあります。この顧問も、事実上この東京事務所の責任者ですが、どういうわけか秋山さんで ございます。 この日米平和・文化交流協会の定期総会議事録を入手いたしましたけれども、公開されていないんですけれども入手しましたが、それによりますと、この公益法人の日米平和・文化交流協会は、アドバック社に業務委託をしていることになっております。 申し上げたいのは、この三つの、一つの会社と二つの組織、これはもう一体で同じ部屋で事実上運営されている組織であるということでございます。 あと、全体の関連でいきますと、いろんな防衛関連企業ありますけれども、三菱重工等々ありますが、こういうところがこの議員の協議会や交流協会の方に賛 助金あるいは寄附というものを出しております。つまり、この三者一体のこの組織というのは、国の助成金と防衛関連企業の寄附や後援金、賛助会費で運営されている団体でございます。 左上の方に日米安全保障戦略会議というのがありますが、これは、この日米平和・文化交流協会、安保議員協議会、中央政策研究所、アメリカのヘリテージ財 団などの任意団体が主催する、毎年五月にワシントン、十一月に東京で開催される会議でございまして、ちょうどあした、港区で日本側の開催が、会議が予定されています。 この会議についてもいろいろ見ましたけれども、まあ額賀大臣よく御存じですけれども、いろんなシンポジウムが行われておりますが、同時に、ちょっと異様 だなと思うのは、今回も防衛装備展、つまり兵器の見本市も一緒にこの会議で行われております。ワシントンで行われる場合は日本から国会議員が数人毎回訪米 してきたところでございまして、その会議のシンポジウムの中身の発言を見ると、ミサイル防衛構想、武器輸出三原則の見直し等々防衛議論とともに、どうも兵 器産業の動向にもかかわる議論がされているところでございます。 全体はそういうことなんですけれども、この日米平和・文化交流協会のお金の使い方に大変疑問があります。私、決算報告十年分を入手して調べましたが、数々の疑問がありますが時間の関係で幾つかだけ触れますけれども、一つは、国からの助成金がこの協会をトンネルにして別組織に流れている問題でございます。 九八年、九九年、二〇〇〇年、〇一年、これはこの決算書にも明らかでございますが、国からの助成金がそれぞれ五百万ずつ、この四年間でいくと二千万助成 されていますが、それがそっくりほかの組織に行っております。九八年は国際外交研究所、九九年も国際外交研究所、二〇〇〇年には安保研、〇一年には安保 研、五百万がそっくり別の団体に行っております。 この別の団体という国際外交研究所、安保研究所というのは、この秋山さんが関係する、あるいは責任者になっているダミーのような組織になっています。実は、これは昨日、外務省を通じて秋山さんに確認したところ、そういう流れになっているということはお認めになりました。 実は、平成十四年の、〇二年以降はこの安保、実は安全保障議員協議会の、括弧して安全保障研究所となっておりますが、これが安保研究所なんですけれど も、これを協会の、右側の社団法人の協会の附属という形にしてそういうトンネル批判をかわそうとされましたけれども、平成十七年五月に外務省の立入検査で それはまずいと指摘されて、やっと、この資料にあるように、これもどうかと思いますが、安全保障協議会の方に安保研究所を移したという形になっておりま す。 いずれにせよ、形式をいろいろ変えていますが、国からの助成金が社団法人を通じてほかの組織に流れている。つまり、国の助成金を協会を通じて取得をし て、それだけだと公益法人ですからいろんな報告きちっとしなきゃいけないんで、自由に使えるように形式が違う組織に移してきたということで、外務省も実は いろいろ指導してきたんだという言い方していましたけれども、私は外務省の対応も非常に甘いと。しかも、今日まで助成金を出し続けているということで、これはこれで別途、外務省、国際交流基金、そして会計検査院を呼んで審議をしたいと思いますけれども、今日は時間の関係でこの二つの組織の役員をされてまい りました額賀大臣に幾つかお聞きしたいというふうに思います。 私は、早く額賀大臣とはこういう生臭い話じゃなくて天下国家をきちっと議論していきたいと思うんですけれども、私のせいではございませんので、いろいろ すっきりさせてほしいなという意味でお聞きしますが、大臣はまずこの二つの組織、更に言えばアドバックもそうなんですけど、これはもう同じ部屋で事実上一 体として運営されてきたということは、この両方の理事なり役員なりされて御存じだったと思いますが、いかがでしょうか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、安全保障議員協議会を中心に議員同士で勉強会をしたりしてきたわけでございまして、全体のことはよく分かりません。 ただ、社団法人の事業計画、日米同盟関係とか安全保障問題についていろいろと意見交換をしたりするという趣旨には、これは賛同して議員の間でいろいろと勉強会をしたりしてきたというのが実態で、中身については承知しておりません。 ○大門実紀史君 先ほど申し上げた、これは秋山氏も外務省も認めているわけですけれども、国の助成金がいろんな形を通じて別の組織に流れていたと、これも大変な問題だと思 いますので、財務大臣としても、元ここの役員だったわけですから、調べるように指示してもらいたいと思いますし、もう一つは、このアドバック社は業務委託 を受けているという形になっております。これは議事録に、日米平和・文化交流協会の議事録に載っております。業務委託を受けたらお金もらっているんじゃないかと思って調べましたら、昨日も、昨夜、秋山氏が、直接確認しましたけれども、毎月二十万から二十五万、翻訳料という名目でアドバック社に払っている と。年間にすると二百四十万から三百万ぐらいになると思いますけれども、これは同じマンションの同じ部屋にある自分の会社に、公益法人の事務局長がやって いる団体から自分の会社にお金を払っているということになります。これも大変な問題で、公益法人が、こういう国の助成を受けている団体がこんなことやって いいのかというふうに思いますので、これは一財務大臣、申し訳ないですけど、財務大臣というだけではなく、この役員をされてきた額賀さんとしてきちっとしてもらいたいなと、調べるように言ってもらいたいなというふうに思います。 これは、いずれにせよ、この問題は不透明な関係ですので、引き続き追及していきますけれども、額賀大臣御本人に直接かかわる問題を次に幾つかお聞きしたいと思います。 資料の二枚目に、この何年間の国際交流基金からこの協会への助成金額を書いておきました。実は、一個一個は、国際交流基金の方からでは事業名がはっきり しないと助成をいたしません。何がこの名目になっているかといいますと、先ほど言いました日米戦略会議等の、ほとんど日米戦略会議ですけれども、それに参加する国会議員の渡航費用ということで申請をされて助成をしてきております。九八年からの十年間でいくと四千三百万円、国会議員が参加するための渡航費に 助成をするというふうになっております。 私は、こういう任意団体が主催する会議に国の助成を受けて国会議員が飛行機代出してもらうと、参加費出してもらうというのはおかしいと思っていますけれども、これは額賀大臣に事前に、今年は額賀大臣があれですかね、この戦略会議の訪米団の団長をされたというふうに聞いておりますけれども、事前に大臣にお 伺いしたら、これは社団法人が行うものなので参加費用を自分で負担して参加されたというふうに事前に御回答いただいておりますけれども、当然、公務でなければ自己負担当然なんですけれども、それは全額自己負担で行かれたのかどうか、いかがでしょうか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) これは、社団法人が行う業務に対しまして、我々がその業務の一環として参加費用を負担して出席をされて、アメリカ国内でシンポジウムを開いたことでござい まして、詳細については承知しておりません。それは主催者の方で聞いていただきたい。我々はそういうことを全部知る由もないし、それからまた、基本的にそ の業務内容の参加者としてシンポジウムで議論をする、それが最大の目的で出席をしているわけでございます。 ○大門実紀史君 主催者の方に聞きました。そうしたら、こういうふうに昨日の夜、秋山氏は言っておりました。 参加した議員の皆さん七人だったと思いますけれども、議員から徴収した参加費は一人二十万円でしたと、だけでしたと。ですから、額賀大臣の分も二十万円 負担ということを向こうは言っているわけですね。しかし、三枚目にスケジュール見ていただいて分かるとおり、ホテルも超一流のホテルでございます。飛行機 代だけでも二十万円では賄い切れるわけがございません。 秋山氏は何と言っているかというと、これ見ただけでも、恐らく飛行機代、ホテル、いろんな移動も含めて、正確に計算をちょっとすぐはできませんけど、恐 らく百万以上、百数十万、一人掛かっているんじゃないかと思いますが、二十万だけ議員からもらって、あとはこの公益法人、国から助成を受けている日米平 和・文化交流協会から出したと秋山氏ははっきりと言っております。 そうすると、額賀さんが行かれた費用、二十万はもちろん自分で出されましたけど、あとの百万以上は国の助成を受けて、今年の分だと四百万出ていますけれども、それも含めて、国の助成を受けて、たどれば税金ですからね、国際交流基金はですね、国の出資やっていますから。税金を受けて行かれたということになるんじゃないかと思いますが、主催者に聞いたらそう言っておりました。いかがですか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) 公益法人の事業展開の中で、参加費用を負担して出席をさせていただいたわけで、ただ、その事業が極めて公共的なものであるということから参加をさせていただいたということであります。それ以外の詳細についてこちらで把握しているわけではありません。 ○大門実紀史君 いや、そうじゃなくて、額賀さん自身が任意団体の主催のに行ったから、参加費払って行ったということを言われるわけで、急にそんな公益性があるなんて言わ ないでくださいよ。全体で百数十万掛かるのを二十万しか負担されてないということは、あとは税金も含めてほかからカンパ、防衛産業、防衛企業からカンパも あったかも分かりませんけれども、税金もそこに含まれていると、額賀さんの参加費、宿泊代全体の中に税金も含まれているということになるんじゃないですか ということを申し上げているんです。 ○国務大臣(額賀福志郎君) その経理の内容について、どういう形でこの交流協会が、交流協会でしたかな、平和・文化交流協会が運営されているかについて、詳細把握しておりません。 ○大門実紀史君 財務大臣にかかわる、今のですね、財務大臣にかかわる今年の、今年のお金の使い方ですから、あいまいにされずきちっと団体に確認をして幾ら本来は払うべき だったのかと、後からお支払いになっても結構だと私は思いますので、それはちゃんと調べて次のときにお答えをいただきたいと思います。 私はこのスケジュール表を見ていてちょっと異様だなと思ったのは、一個一個申し上げませんが、向こうの防衛関連企業、軍事企業の食事会がかなりの回数、 見学会もありますが、食事会もかなりあります、夕食会、主催がですね。これは、さっきの会費に含まれたら直接お支払いになっていないと思いますが、これは あれですか、招待、接待ですか。御自分でこの夕食会の会費は払われたんでしょうか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) これも交流協会がセットしたものであって、私どもがその詳細について知る由もありません。 ○大門実紀史君 私大変まずいと思うんですよね。そもそもこの戦略会議、開くことそのものに日米の防衛関連企業が協賛金を出して、このセレモニーそのものにもお金を出し て、そしてこういう設定をすると。しかも、日米平和・文化協会にもお金を出している。全体が、その防衛関連企業がお金を出していて、その中のこの夕食会は アメリカも含まれますね、アメリカの企業も、そこに行って、全体含めてたった二十万、飛行機代にもならない自己負担だけで、あとは全部こういうのを受けて いるというのは、これはその協議会等々、社団法人の形にしているだけで、これはもう事実上接待に当たると私は明確に申し上げなきゃいけないと思います。 だって、この日米のここに出てくる企業というのは、あれですよ、日本が兵器買っている、ほとんどですよ、日本の防衛庁が。こんなところに会費も出さずに ずっと接待を受けて、夕食会やって、飛行機代も、そういうところと税金で賄われていると、これは大変まずいことだと思います。守屋次官と山田洋行のゴルフ 接待どころではない話だというふうに思います。 今日は時間来ましたから、今日はもう第一部ということにして、これから二部、三部やりますので、明確によく調べてお答えをいただきたいと思います。今日は最後の部分は指摘にしておきます。さっき聞いたことは次のときにお答えいただくように、よろしくお願いします。 ○国務大臣(額賀福志郎君) それは向こうで調べてください。私は関係ありません。 ○大門実紀史君 違うんです。向こうが言ったんです。向こうが言ったから。 ○委員長(峰崎直樹君) 額賀大臣、もしあれば。 ○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、公益法人の事業に賛同して会費を払って参加したのであって、それは日米同盟関係とか安全保障の問題についての意見交換でありますから賛同をして参加 をしたのであって、そのいろいろなスケジュールとか詳細については主催する側が承知しているので、それは委員の方からよく取材をしていただくのが筋だと思 います。 ○大門実紀史君 そう言われるなら言わなきゃいけないですけど、主催者側に聞いた、秋山氏に聞いた話を今日お尋ねをしているんだから、違うと言うならば額賀大臣が調べなさいよ、当たり前じゃないですか。こっちは聞いているんじゃないですか。 ○国務大臣(額賀福志郎君) いや、だから私は詳細は分からないから聞いてくださいと言っているだけです。 ○大門実紀史君 聞いたじゃないですか。何言っているんだ。 |
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